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地域の猫問題解決のためTNRの推進と保護活動を行っている神戸猫ネットは、フェリシモ猫部との協力のもと、7月20日にフェリシモ本社にて「第10回 猫の譲渡会」を開催する。

神戸猫ネット×フェリシモで第10回目の開催

神戸猫ネットは、「不幸な猫を増やさない!今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行っている。フェリシモ猫部は同団体の活動に共感し、これまでも数回、同会場を提供するなど「猫の譲渡会」開催の支援をしてきた。

今回、参加する猫は、捨てられた猫や、飼い主のいない猫が産んだ猫たち約100匹で、生後8週齢以上の子猫であるという。参加できない猫は写真で参加をする場合もある。

試し飼いのあとに正式譲渡

譲渡会で気に入った猫が見つかった場合は、アンケートに答え、その結果をふまえて猫ネットスタッフがコーディネートする。人にも猫にも望ましい関係が築くことができるか判断するため、スタッフ、里親希望者、猫の保護者の3者で面談を行う。1匹の猫に対し、最大3人までの申込みを受け付け、希望者が複数の場合は、面談後に一番適した里親に譲渡する。

譲渡希望の猫は第2、第3希望まで受け付ける。猫は、1~2週間の試し飼いの後、問題なければ正式な譲渡となる。なお、猫は譲渡会当日に連れて帰ることはできない。後日、ボランティアによって、自宅まで猫が届けられる。

同団体では、保護された猫たちを一匹でも多く里親に譲渡したいと願っているが、フォローの関係上、里親希望者は、近畿圏でペット可の住宅に住む人に限定している。また、日ごろの健康管理やワクチン接種のほか、猫が不調の時には病院に連れて行くなど、適切な飼育管理が行えることが必要となる。

猫を初めて飼育する人には、同団体が飼育方法などをフォローする。また、終生飼育、完全室内飼育を徹底すること、脱走防止策を取ることも必要。家族全員の同意を取ることなども大切な条件のひとつだ。

譲渡会の開催時間は13時~15時(最終入場14時45分)。会場はフェリシモ本社(兵庫県神戸市中央区浪花町59番地 神戸朝日ビル21F)。入場無料。

なお、会場への猫の持ち込みは不可とのこと。

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