東京都・お台場の日本科学未来館は、世界に類のない高精細"球体"ディスプレイ「ジオ・コスモス(Geo-Cosmos)」に投影する新コンテンツを募集する「ジオ・コスモス コンテンツ コンテスト」を開催している。募集期間は7月31日まで。

地球ディスプレイ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」

同コンテストは、ジオ・コスモスの新たな可能性や表現方法を切り拓くことを目指して、地球、人、生命、未来などさまざまな「つながり」をテーマに、15秒程度のオリジナルコンテンツを募集している。受賞作品は「デジタルコンテンツEXPO2014」で展示されるほか、ジオ・コスモスに正式にインストールされることになっている。応募は、特設サイトの応募フォームよりエントリー後、作品を郵送するかたちで行う。

「地球の姿」University of Wisconsin SSEC, Geoscience & PlanetObserver.com

「地球の四季」NASA Earth Observations

なお、世界初の「地球ディスプレイ」である「ジオ・コスモス」は、宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したいという、毛利衛館長の思いから生まれた日本科学未来館のシンボル展示。直径約6メートルという世界に類のない高精細"球体"ディスプレイは、表面に貼りつけられた1万362枚の有機ELパネル、それを制御する4万本以上ものケーブルからなり、重さは約13トン。1,000万画素を超える高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出す。さらに、映像はあらゆる方向から眺めることができ、正面が存在しないため、従来の平面ディスプレイとは異なる自由度の高さと新しい映像表現の可能性がある。