京王電鉄は、9月1日より発売する、新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能となる定期券の愛称を、「どっちーも」に決定したと発表した。利用者の投票によって愛称を決定する「みんなで選ぼう! 愛称決定戦」の投票数により決まった。

投票は同社Webサイトにて、2014年5月16日から6月8日にかけて行われた。愛称は「プラスoneパス」「どっちーも」「デュアルパス」「よりみち定期券」「2WAYパス」から、投票の最も多かった「どっちーも」が選ばれた。投票総数は2673票。

「どっちーも」は、京王線・井の頭線の明大前駅以西の各駅から新宿まで、または渋谷までの定期券に、プラス料金を払うことで、新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能になるというもの。ただし、元の定期区間以外で明大前以東の駅を利用する場合は、別途運賃が必要となる。

追加料金は下記の通り。PASMOの通勤定期券(1・3・6ヵ月/大人・小児)が対象で、磁気定期券、通学定期券では発行されない。2014年9月1日より、定期券発売窓口および全駅の自動券売機にて発売される。

「どっちーも」販売額

期間 1ヵ月 3ヵ月 6か月
大人 +1,000円 +2,850円 +5,400円
小児 +500円 +1,430円 +2,700円