KDDIとギフティは、ギフティが提供する「e-Gift System」をより多くの企業に活用してもらえるよう、短期間かつ簡単に導入できるプラットフォームを共同開発し、7月7日から両社より提供を開始した。

「e-Gift System」は、店頭で引き換えが可能なデジタルギフトチケットを使い、メールやSNSを通じてユーザーが手軽にギフトを贈れる仕組みで、ギフティが運営するオンラインギフトサービス「giftee」にて提供されている。

しかし、企業や店舗がこのデジタルギフトチケットに対応する場合、店頭のPOSシステムとの連動が必要なため、約半年間のリードタイムが必要だった。今回開発されたプラットフォームでは、店舗向けの専用アプリを組み込んだタブレットやスマートフォンを提供したり、企業独自のアプリとの連携を可能にし、POSの改修が難しい場合でも簡単に導入することができる。これにより、最短1ヵ月程度でサービスの導入が可能になったという。

ギフティはKDDIのインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo (ムゲンラボ)」の1期生として2011年に参加し、「giftee for auスマートパス」など、両社の提携によるサービスの展開が行われている。