17型で4万円から、お手頃価格の大画面Win 7搭載ノート「17P1100-C-VGM」

ユニットコムグループのショップであるパソコン工房が扱う、iiyama PCブランドのノートPC「17P1100-C-VGM」を紹介したい。17.3型ディスプレイを搭載した大型のマシンだが、通版限定価格ならば4万円台で購入可能という手頃さが大きな魅力のマシンで、OSにはWindows 7を採用。Windows XPからの乗り換えなどでWindows 8.1にどうもなじめない、という人にぴったりのマシンになっている。

大きくても扱いやすい重さと薄さ

ショップブランドマシンというと、見た目は二の次になっているものも多い中で「17P1100-C-VGM」は見栄えも悪くないマシンだ。トップカバーにはわずかに光沢があり、ヘアライン風の加工が施された素材が採用されている。派手な見た目ではないが、上品で落ち着いた雰囲気だ。中央にはとがったメビウスマークのようなロゴが配置されている。

各角や辺はほどよく丸くとられていて、縁に近い部分は斜めに切り落としたような形で外に向かって薄く作られている。本体サイズは約幅413×奥行き273×高さ12.7-28.5と、もともと17.3型ディスプレイ搭載機としては十分に薄く作られているのだが、このデザインのおかげなのか手にとった時には実際の数値よりもさらに薄く感じられた。

重量は2.5kgで、これも17.3型ディスプレイ搭載モデルとしては軽量といえるだろう。特に薄型・軽量を目指したモデルではなく、安価に購入できることが魅力というタイプのスタンダードモデルとしてはなかなか優秀に思える。

しっかり感のあるキーボードを搭載

キーボードはアイソレーションタイプの、テンキーつきのものが搭載されている。タッチは軽いが、かなりしっかりとしたつくりで強く中央部を押しても全体がたわんだりすることもなかった。きゃしゃなキーボードだと強いタッチで使うには不安があったりもするが、このマシンの場合にはそういう問題はなさそうだ。タッチパッドはボタン一体型のものが搭載されていた。

ディスプレイはタッチ機能を搭載していない17.3型の1600×900ドットで、光沢のあるグレアタイプのものが搭載されている。なかなか色鮮やかな表示で見やすい。光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを搭載しているが、DVDの映像鑑賞などもしやすかった

インタフェース群は十分なラインアップ

インタフェースは、本体右側面にオーディオポート類とUSB2.0ポート×2に、光学ドライブ。本体左側面に電源コネクタ、有線LANポート、VGAポート、HDMIポート、USB3.0ポート×2とメディアカードリーダーが搭載されている。

このサイズのマシンとして特に多くも少なくもない、標準的なインタフェースの充実具合といったところだろう。外部ディスプレイ出力がVGAでもHDMIでもできるから、手頃なディスプレイを持っているならば本体の17.3型ディスプレイと並べて使ってもおもしろいかもしれない。

USBポートが左右に2つずつ振り分けられているから、周辺機器を接続する時に使いやすい側をあけておくこともできるのがよい。