共立製薬はこのほど、2013年11月に開設した動物病院を窓口とした里親マッチングサイト「Veterinary Adoption(ベテリナリーアドプション)」において、保護犬・猫の譲渡成立が200組を突破した、と発表した。

譲渡成立が200組を突破した「Veterinary Adoption」

殺処分される犬・猫や、被災ペットたちの譲渡をサポート

同サイトは、"動物病院による保護犬・猫の譲渡活動をサポートする"をコンセプトとする里親マッチングサイト。この理念に賛同した動物病院を窓口として、保護犬・猫が新しい家族のもとへ譲渡されている。

2014年3月には、東日本大震災により、福島県動物救護本部(福島県獣医師会、福島県、郡山市、いわき市、支援団体で構成)のシェルターに保護された被災ペットたちの譲渡を進めるため、新たに「被災ペット譲渡受付特設ページ」を設置、福島県動物救護本部による被災ペットの譲渡活動をサポートしてきた。被災ペットに関しては4カ月間で犬6頭、猫30頭に新たなる家族を見つけることができたという。

また2014年5月26日には、サイトを全面的にリニューアルし、動画が簡単に追加できる機能、メールが簡単にやり取りできる機能、病院情報非公開機能を追加。そのほかにも新しい機能を加え、大幅に利便性が向上している。

同社では、殺処分される年間16万頭以上にもなる犬・猫や、東日本大震災による被災ペットたちの譲渡を少しでも進めるため、そして最後の1頭までが幸せな家庭に巡り合う手助けとなるよう、同サイトでの譲渡活動を推進していく、としている。