日立オートモティブシステムズのグループ会社で、米州統括会社であるHitachi Automotive Systems Americasは6月27日、米国ジョージア州モンロー市にあるジョージア工場の敷地内に新たに第3製造棟を竣工したことを発表した。

現在、約28万m2の敷地を有する米国ジョージア工場では、合計約2万m2となる2つの製造棟で生産をおこなっている。顧客への供給力強化を図るため、約8千万ドルの投資を実施し、新たに約3万m2の第3製造棟を増設したという。

これにより、製造棟の面積を倍以上に拡張し、第1、第2製造棟で生産しているバルブタイミングコントロールやプロペラシャフトに加え、第3製造棟で2016年に本格的な量産を計画している電動パワーステアリング、可変容量ポンプなど生産品を拡大した。