NTTナレッジ・スクウェアは6月20日、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の大規模公開オンライン講座提供サイト「gacco」で開講された日本語MOOC講座「日本中世の自由と平等」(東京大学 本郷和人教授)の修了率が18%だったことを発表した。

gaccoは、大学教授陣による本格的な講義をオンラインで無料受講できるWebサイトとして、2014年2月3日に開設された。これまでに、東京大学の本郷和人教授、慶應義塾大学の村井純教授、早稲田大学の栗崎周平准教授による3講座が開講されている。また、現時点で受講生を募集している講座は4講座。

第一弾講座として4月14日に開講した本郷教授の講座には2万名が受講登録し、そのうち18%が修了条件である得点率60%以上を満たしたという。

また同講座では、世界初の試みとして、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」が提供されており、13歳~81歳の約90名が参加。反転学習に参加した人のうち、80%が修了条件を満たした。