TVアニメ『生徒会役員共*』のエンディングテーマ「ミライナイト」で、アーティストデビューをはたした声優・佐藤聡美が、早くも1stミニアルバム『☆(スター)』を2014年6月18日にリリースした。
今作は、作詞・作曲・編曲をエンドウ.(GEEKS)、安野勇太(Hawaiian6)、森勇介(locofrank)らが手掛け、演奏には原昌和(the band apart)やピエール中野(凛として時雨)らが参加。豪華ミュージシャン陣が制作したガールズロックを集約した珠玉の1枚に仕上がっている。
そんなミニアルバムを引っさげて、7月・8月には東名阪でのツアー開催も決定。そこで今回はリリース直前に佐藤自身が語ったメッセージを紹介しよう。
佐藤聡美が語る1stミニアルバム『☆』
――1stシングルをリリースしたあとの反応はいかがでしたか?
佐藤聡美「みんなジャケットの"ほうき"のことばかり突っ込んできました(笑)。何でギターじゃないの?って。曲に関しては、思っていた以上に元気な曲でビックリしたというお声が多かったですね。私が歌うのだから、バラードとかゆったりした感じの曲になるだろうってイメージだったみたいです。ただ、ビックリしたけどカッコよかったという風に言っていただけてうれしかったです」
――佐藤さん個人は、大人しめの曲と元気な曲だと、どちらが好きですか?
佐藤「どちらも好きですけど、好んで聴くのはガールズロックとか、ちょっとテンポの速い曲が多いです」
――今回リリースされるミニアルバムはガールズロック色が強いものになっていますが、アルバムを出すことが決まったのはいつ頃ですか?
佐藤「『ミライナイト』のリリース前後くらいでした。ちょうどライブをやりたいですねという話をしていたとき、でも曲数が足りないしなぁって思っていたら、『大丈夫です、ミニアルバムを出したいと思ってますから!』って言われて(笑)。それですごくビックリした覚えがあります。まだシングルを出すか出さないかという時期だったのに、もう次の展開があるんだ……って(笑)」
――今回のミニアルバムのタイトルになっている「☆(スター)」の意味は?
佐藤「収録曲の中に、"宇宙"や"星"を感じさせるような曲があったので、"スター"とかいいですねっていう話をしていたら、スタッフさんから英語やカタカナではなく、記号で書いてスターと読ませたら面白いですねっていう提案があって決まった感じです。『☆』という記号は、誰しもが一度は目にしている記号で、すごくなじみがあるじゃないですか。だから、このアルバムも皆さんにとってすごくなじみのあるものになればいいなあ……そんな願いも込めています」
――タイトルが「☆」なので、星に関連する楽曲が入っているわけではないんですね
佐藤「タイトルが後ですね。決まったのはレコーディングが始まってから中盤以降になってからです」
――決して「私はスター」という意味ではないんですね
佐藤「けっこういろんな人、ファンからもすごく聞かれるんですけど、もちろん違います(笑)」
――実はそういう意味も少しあったり……
佐藤「ないです、ないです。本当に謙虚な気持ちで頑張ってますから(笑)」
――いつかはスター、みたいな感じでしょうか
佐藤「なれたらいいですね(笑)。私がというのではなく、曲そのものが、皆さんにとってのスターになって、ヘビロテで聴いていただけたらうれしいなって思っています」