Windows Internet Explorer 11

Microsoftは「IE Developer Channel」において開発者向けにIE12の提供を開始したと伝えた。対応しているWindowsプラットフォーム上のブラウザからアクセスするとIE12をダウンロードできる。デベロッパとして登録してある場合にはダウンロードしたIE12を起動して試用できるよになっている。IE11とは独立して利用することが可能で、IE12で登場することになる機能の確認などに利用できる。

MicrosoftはIEのリリース周期を短くするなど、Google ChromeやFirefoxなどのオープンソースのブラウザに近いスタイルを取りつつある。しかし、最新の開発版などを自由に利用できるGoogle ChromeやFirefoxなどと比較すると、IEは正式版がリリースされるまで開発版を試用することはできず、機能の確認などがオープンソースのブラウザよりも遅れるといった傾向があった。

今回、開発者向けと限定されているものの、開発段階にあるIE12を試用できるようになったことは、WebアプリケーションやWebページなどの開発者に取って朗報と言える。すでにGoogle ChromeやFirefoxで提供されている機能などをIE12でも試用できるようになる。