丸紅情報システムズは6月16日、取扱い製品であるストラタシス製3Dプリンタ FORTUSシリーズのドライバソフト「Insight」のアップグレードにより、造形時間の大幅短縮を実現するなど、性能やユーザビリティが向上したことを検証したと発表した。

FORTUSシリーズは、FDM方式(熱溶融積層法)によって三次元モデルを造形する3Dプリンタ。そのドライバソフトである「Insight」において、Ver. 8.1.1からVer. 9.1へアップグレードを実施した。

新たに加わった機能のうち、「Use Model Material」および「Stabilize Wall」を使いサポート部分の最適化が図られることにより、大幅な造形時間の短縮が期待できるという。さらに、モデル材部分の中空形状パターンも新たに3種追加され、従来の強度を維持しつつ、より用途に合致する形状パターンを選択でき、またコスト削減も期待できるとしている。