独Vector Informatikの日本法人であるベクター・ジャパンは、同社の診断ツール「Indigo」が、バージョン4.0より世界中の車両に対してダイレクトかつインタラクティブな診断アクセスを行うことが可能になったと発表した。

Indigoは、複雑な診断プロトコルを意識せずに使える手軽な診断ツールで、今回のバージョン4.0では、Indigo Remoteを使用することでインタラクティブなリモート診断を行うことが可能となった。同機能では、従来の診断テスタに代わって対象となる車両側にアクセスポイントを用意、インターネット上に置かれたリモートサーバを通信センターとして活用することで、実際の診断テスタが置かれているエンジニアと接続し、診断データやエンジニアを現場に送らなくても、車両に直接、スピーディに、手間なくアクセスできるようになるという。

また、診断データ、テストシーケンス、セキュリティのアルゴリズムが安全な環境に留まり、制御、解釈、評価などの処理のすべてが診断エンジニアのコンピュータ上で実行されることから、高いレベルのデータセキュリティが保証されるようにもなるという。

なお同社では、Indigo Remoteについて、遠方の車両にアクセスして診断する場合や、遠隔地で診断エンジニアのアドバイスを必要とするような、あらゆる場面に利用することが可能だと説明している。

Indigo Remoteを使用したリモート診断の例