MMD研究所は6月11日、20歳以上の男女442人を対象に実施した「人型ロボット『Pepper(ペッパー)』に関する調査」の結果を発表した。

「Pepper」は、ソフトバンクモバイルが6月5日に発表した感情認識パーソナルロボット。周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)、最新の音声認識技術や、滑らかな動きを実現する優れた関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能などが搭載されている。

ソフトバンクモバイルの人型ロボット「Pepper」

まず、Pepperを知っているかどうかを尋ねたところ、「知っている」と回答した人は69.5%だった。

次に、「Pepper」に興味があるかを聞いたところ、「興味がある」という回答が17.4%、「やや興味がある」という回答が34.4%と、合わせて51.8%の人が興味を持っていることがわかった。

「Pepper」への興味度 資料:MMD研究所

「Pepper」を「購入したいと思う」人は2.9%、「やや購入したいと思う」人は12.0%と、購入の意向を持つ人は14.9%だった。

「Pepper」に興味があると回答した人(N=283)を対象にロボットに対して求めることを聞いたところ、最も多かった回答は「防犯・警備」で54.1%、これに「癒し」が49.1%、「話し相手(友達)」が39.2%と続く。

「Pepper」に求めること 資料:MMD研究所