Windows Internet Explorer 11

Microsoftは6月10日(米国時間)、「June 2014 Internet Explorer Updates - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」においてIE6、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11に存在するセキュリティ脆弱性を修正するアップデートの提供を開始したことを伝えた。すべてのユーザにアップデートを推奨している。自動アップデートが有効になっている場合には自動的にアップデートが適用される。

対象となるアップデートは「Microsoft Security Bulletin MS14-035 - Critical」。修正対象となるのは17個のセキュリティ脆弱性で、うち2つはすでにパブリックに公開されている。これらセキュリティ脆弱性を利用されるともっとも危険性の高いパターンで特定のページを閲覧するだけで任意のコードが実行される危険性がある。

今回のアップデートに関してはUS-CERTも「Microsoft Releases June 2014 Security Bulletin」で触れており、ユーザに対してアップデートを推奨している。2014年6月のアップデートにはIEのみならずWindows、Office、Lync、Lync Serverに関する修正も含まれているという説明もある。