SynopsysとIntelは、Intel 14nm Tri-Gateプロセス・テクノロジを用いたデザインを実現するインテル・カスタム・ファウンダリ顧客向けソリューション「Intel Custom Foundry 14nmデザイン・プラットフォーム」を発表した。

同プラットフォームでは、Synopsysの「Galaxyデザイン・プラットフォーム」と「RTL to GDSIIメソドロジ」、高性能な「DesignWare Memory Compiler IP」、そして先端の各種インタフェースIPをサポートし、量産実績を持つIntel 22nmファウンダリ・プロセス・デザイン・プラットフォームをベースに、14nmプロセス向け設計ツールとして開発された。

同プラットフォームの活用により、設計者は、クラウド・インフラ機器やモバイル機器の開発に向けてIntel Tri-Gateテクノロジのメリットを活用でき、低消費電力特性を維持した超高性能なデザインが可能になるという。

なお、Intel Custom Foundry 22nmならびに14nmプロセス・テクノロジ向けGalaxyデザイン・プラットフォームとDesignWare Memory CompilerならびにDDR3/2 PHYは、すでに提供を開始しているという。

Intel Custom Foundry 22nm Tri-Gateシリコンで2133Mbpsで実行したDesignWare DDR3 PHYのアイ・ダイアグラム