Intersilは、インフラ/エンベデッド・コンピューティング機器向けにデュアル20A/シングル40Aの降圧電源モジュール「ISL8240M」を発表した。

同製品は、基板面積2.9cm2で、最大100Wの出力電力、90%強の電力効率などの特性を実現しつつ、従来品である30A電源モジュール「ISL8225M」とピン互換性を有しているため、出力電流を40Aに設計を拡大させることが容易化できる。また、6個のモジュールを並列接続した電流シェアリングが可能で、合わせることで最大240Aの出力電流を実現できる。

さらに、包括的な機能の集積により、必要な外付け受動部品点数を6点にまで抑えることが可能なため、設計の簡素化が可能となっている。

なお、同製品はすでに出荷を開始しており、1000個一括購入時の単価は39.85ドルとなっている。

Intersilのデュアル20A/シングル40Aの降圧電源モジュール「ISL8240M」のパッケージイメージ