医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアはこのほど、会員医師を対象に「医師の喫煙状況」について のアンケートを実施、結果を公表した。

同調査は5月20日~25日、「MedPeer」内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局より質問を投げかけたもの。回答者はすべて同サイトに会員登録をする医師で、有効回答は3,873人だった。

「喫煙したことはない」医師は、61.2%に

医師の6割以上が、「喫煙したことはない」と回答

「喫煙、していますか」という質問をしたところ、「喫煙したことはない」という回答がもっとも多く、61.2%を占めた。「煙やにおいが嫌い」「ヘビースモーカーだった親が反面教師となった」「医師の立場で喫煙していては、患者指導ができない」といったコメントが見られた。

「以前喫煙していた(現在は喫煙していない)」は29.6%。禁煙したきっかけは「子供ができた」「病院敷地内禁煙になった」「医師になってから」など。回答者の多くが、今は嫌煙派となっている。

医師の喫煙率は、全国平均と比べ低い水準に

「ほぼ毎日喫煙している」は7.0%、「ときどき喫煙している」は2.2%だった。喫煙は「嗜好の問題」といった発言も見られた。「飲酒時に喫煙するのをやめられない」といった声も散見された。