上から、x280 X6、x480 X6(4ソケット構成)、x880 X6(8ソケット構成)

日本IBMは5月22日、8ソケットまで拡張可能なx86ブレード・サーバ「IBM Flex System X6」を発表した。同製品は、6月13日より順次出荷開始の予定。

同製品は、最大8ソケットの「IBM Flex System x880 X6」、最大4ソケットの「IBM Flex System x480 X6」、2ソケットの「IBM Flex System x280 X6」の3種類のコンピュート・ノードで展開される。

IBMのx86サーバ技術であるX6アーキテクチャを採用した同製品は、FlexNode機能によりコンピュート・ノードを追加していくことで段階的にスケールアップが可能。

FlexNodeパーティション機能により、システムを物理的に変えることなく、4ソケットあるいは2ソケット構成の独立したシステムに再構成できる。

また、従来製品に比べて性能を4倍に向上したほか、事前障害予知機能とポリシーに基づく自動回復機能によってシステムの自己回復力を向上し、運用管理のコストと複雑さを低減する。

最小構成価格は160万円(税別)から。