Fringe81は5月21日、米Facebookより、API経由でFacebook広告を利用できる権利を取得したことを発表した。これにより、Fringe81の運営するリターゲティング広告運用支援ツール「Humpty」と同APIがシステム接続された。

「Humpty」は広告配信前にリターゲティングリストを評価し、高い効果が期待できるリストを一括で作成できるツール。

このほど「Humpty」がFacebookと連携されたことにより、事前評価済みのリターゲティングリストを、Facebook広告の「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」に直接、一括で登録できるようになった。

「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」はFacebook広告のターゲット設定オプションのひとつで、Facebook上でリターゲティング広告を配信する際に利用する。

「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」への直接登録が可能になったことで、Facebookで新たにリターゲティング広告の配信をはじめる際に、リスト評価やリスト登録にかかる時間が短縮される。また、すでにリターゲティング広告を利用している広告主も、「ボトルネックが特定できない」「広告効果が頭打ち」といった課題を解決できるとしている。