サン電子は5月12日、KDDIのLTEに対応した通信モジュール「KYM11」を搭載し、最大75Mbpsの高速パケット通信可能なM2Mルータ「Rooster RX160」、およびM2Mリナックスゲートウェイ「Rooster GX160」を発表した。7月より発売する。

「Rooster RX160」は小型で省電力、ローコストを実現したM2Mルータで、基本機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN(IPsec、PPTP)を搭載している。また、電波状態による通信エラーを防ぐため、死活監視や定時リセット機能など、無人環境でも安定運用可能な自律接続維持機能(ASC:Automatic Stable Connection)を搭載している。

「Rooster GX160」は様々なセンサからのデータを収集し、クラウド上へ送信するM2Mゲートウェイで、モバイルルータ機能をアプリケーションとして提供し、Java/LUA/C言語でユーザーアプリケーションの開発が可能。また、「RX160」と同様ASCも搭載されている。各製品とも、M2M分野における長年の経験と実績に基づき開発され、耐環境性にも優れており、様々なM2Mソリューションに最適な製品となっている。

「Rooster RX160」

「Rooster GX160」