シャープは5月8日、同社のクラウドHEMS(Home Energy Management System)と組み合わせることで、使用環境の変化に応じた効率的なエネルギーマネジメントが可能なクラウド蓄電池システム「JH-WB1401」「JH-WB1402」を発売すると発表した。希望小売価格はオープン。

蓄電池本体は、寒冷地などでも使用できる屋内設置用と屋外設置用の2タイプがあり、従来機に比べ屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化が図られている。

左から、リチウム蓄電池本体「JH-WB1401(屋内設置用)」、「JH-WB1402(屋外設置用)」

同システムはクラウドHEMSと連携して、天気予報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測したり、お客様の日常の電力消費状況を分析したりすることで、充放電を自動的に制御して電気料金を削減するといったことを実現する。

クラウドHEMS「JH-RTP4/JH-RTP5」

クラウドHEMSと連携して効率的なエネルギーマネジメントを実現

従来、太陽光発電システムと蓄電池システムでそれぞれ必要だったパワーコンディショナを一体化することで、効率的に充電できる。売電しながら充電(最大2.0kW)できるうえ、停電時は家庭内で電力を消費しながら充電(最大2.0kW)することも可能。