健康食品や化粧品の製造・販売等を行うSBIアラプロモはこのほど、「紫外線に関する調査」の結果を発表した。同調査は、20代以上の男女を対象として4月18日~20日にインターネット上で実施。557名の有効回答を得た。

女性の1割以上は3月や11月でも紫外線を気にしている

紫外線が特に気になる時期は5月~9月、時間帯は10時台~15時台

「一年のうち、紫外線が気になるのはいつですか?」という質問をしたところ、全体の3割以上が「気になる」と回答した時期は5月~9月だった。ただし女性の場合は、3割以上が「気になる」と回答した時期は4月~10月となり、男性に比べ、紫外線が気になる時期が長いことがわかった。また、男性の3割が紫外線を「気にする時期はない」と回答しており、女性のほうが男性と比べて紫外線を気にしていた。

朝7時台や夕方18時台でも紫外線を気にする女性が約1割

「一日のうち、紫外線が気になる時間帯はいつですか?」という質問に対しては、全体の3割以上が「気になる」と回答した時間帯は10時台~15時台。女性の場合は9時台~16時台で、こちらについても、男性に比べ紫外線が気になる時間帯が長かった。

紫外線が気になるとき、男性の2位は「海水浴」、女性の2位は「路上」

「紫外線が気になるのはどのような時や場面ですか?」という質問に対しては、男女ともに、「晴れの日」という回答が圧倒的に多かった。最近では、曇りの日でも紫外線には気を付けたほうがよいという話題も多く聞かれるが、女性であっても、「晴れの日」との回答が95%だったのに対し、「曇りの日」は約半数の48%に止まった。

女性の8割は日焼けをしたくなく、紫外線対策を行っている

日焼けをしたいわけではないが対策もしていない男性が多い

「紫外線対策を行っていますか?」という質問に対して、「行っている」と答えた人は、男性が36%、女性が81%、全体では59%となった。一方、「行っていない」と回答した人は、男性が64%、女性が18%、全体では41%だった。また、「完全防御」で紫外線対策を行っていると回答した人は、男性の1%に対して女性は9%。「日焼けしない程度に」紫外線対策を行っている人は、男性が24%、女性が67%だった。

男性は美容よりも「皮膚がん予防」に注目

対して、「日焼けをしたいわけではない」が紫外線対策を行っていないと答えた人は、男性が56%、女性が17%となり、男性は女性に比べ、紫外線や日焼けについてあまり気にしていない傾向にあった。また、紫外線対策を行っていると答えた人に、「紫外線対策の目的は何ですか?」と質問したところ、「しみ予防」が男性で47%、女性で82%だった。以下、「日焼け予防」「老化防止」「シワ予防」が続いた。

紫外線対策にかけられる費用は「2,000円まで」

男性の2割は紫外線対策に「1円も出したくない」

「紫外線対策として1つのアイテムを購入する際に、出せる費用はいくらまでですか?」という質問に対して、紫外線対策を行っている人もいない人も、男女とも、「2,000円まで」という回答が大半を占めた。

「帽子」使用者は男性が女性よりやや多い

また、紫外線対策を行っている人に、「紫外線対策に取り入れていることやアイテムはどのようなものですか?」という質問を行ったところ、最多は「日焼け止め(男性69%、女性88%、全体82%)」。以下「帽子」「日陰を歩く」が続いた。さらに、「日傘」を使う女性が65%だったのに対し、男性は7%で、"日傘男子"はまだ一般的ではないという結果が出た。

日焼け止めや化粧品の使用、男性の1位はボディクリーム、女性は化粧下地

対して「日焼け止め」「化粧品」を使っている人に「日焼け止め機能付きのどのようなアイテムを利用していますか?」と質問したところ、最多は「化粧下地」は男性9%、女性67%、全体で49%。以下「BBクリーム」「ボディクリーム」と続いた。男性は「ボディクリーム」使用者が35%で、女性の倍以上の割合。また、男性でも「BBクリーム」「CCクリーム」「化粧下地」使用者がそれぞれ19%、16%、9%となり、"日傘男子"と比べ"お化粧男子"は定着しつつあることが伺えた。