村田製作所は4月30日、超小型0402サイズ(0.4×0.2mm)の高周波チップインダクタ「LQP02TQシリーズ」に新たに18アイテムを追加し、0.4nHから4.3nHのインダクタンス範囲において、0.1nH刻みのラインナップとしたことを発表した。

高周波インダクタの主な用途として、回路間のインピーダンス整合 (マッチング) がある。マッチングを行う際、よりよい特性を求めた最適化設計時にL値の微調整を行うが、その際に、細かな定数ステップが必要だという。

村田製作所は今回の18アイテムのラインナップ追加により、0.4~4.3nHまで0.1nH刻みのラインアップとなり、より最適なマッチング回路の構成が可能となるとした。