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AOLは4月28日(米国時間)、「AOL Security Update」においてAOLのネットワークおよびシステムに対して不正アクセスが行われた痕跡があるとし、現在このセキュリティインシデントに関して外部の専門家を含め調査を進めていると伝えた。AOLのメールアドレスからスパムメールが大量に送信されはじめたことからこのインシデントが発覚したと説明している。

AOLでは現在調査を進めている途中だとしつつも、現段階ですでに大量のユーザアカウントが不正にアクセスされた形跡があると説明。AOLユーザの電子メールアドレス、郵便番号、アドレスブックに登録されたコンタクト情報、暗号化されたパスワード、暗号化されたセキュリティクエスチョンなどが盗まれた可能性があるとしている。この盗んだコンタクトリストのメールアドレス情報を使ってスパムを送信しているのだろうと説明がある。

また現段階では、暗号化されたクレジットカード情報やデビッドカード情報などに関して今回のセキュリティインシデントが影響しているという証拠は見つかっていないという説明もある。AOLは念のためAOLのユーザと従業員の双方に対してAOLサービスで利用しているパスワードをリセットすること、セキュリティクエスチョンを変更することを強く推奨している。