ソフォスは4月21日、2014年1月~3月の「スパム送信国ワースト12」を発表した。今回、ワースト1位となったのは前回に続き米国で、総スパムの16.4%を占めた。

今回、前回ランク外だったスペインが突如第2位にランクインしてきたほか、第7位に日本3.4%(前回13位)と第8位にフランス3.4%(前回15位)がランクインした。日本とフランスがランクインしたのは、同社がスパム配信国の配信量の統計を取り始めてから初めてのことだという。

2014年1月から3月までのスパム配信国ワースト12

人口比率別で見ると、ワースト第1位はベラルーシだった。ベラルーシは、人口比率別のスパム配信において4期連続でワースト第1位になっているが、前回よりも比率は低下しており、第2位との差は縮まっている。

今回、新たにブルガリア、スペイン、マカオ、ルーマニア、アルゼンチンがランクインしたが、マカオとルーマニアがランクインしたのは今回が初めてだという。

配信国にランクインした日本とフランスは人口が多いため、人口比率別の配信国ランキングには入っていない(米国のスコアを1とした場合、日本は 0.49xフランスは0.97x で、 両国のスコアは1に満たない)。

2014年1月から3月までの人口比率別スパム配信国ワースト12