博報堂生活総合研究所は4月18日、「生活インデックスレポート・生活感情編~2014年春~」を発表した。

生活インデックスは、博報堂生活総研が消費者の意識変化を読み解くために、「消費動向」「生活感情」「生活価値観」の3つの領域から開発したオリジナル指数。今回の生活インデックスレポートでは、「生活感情」(ときめき度・にごり度)の推移に関する分析結果がまとめられている。

「ときめき度」は、消費者の1ヵ月のときめきの度合いを数値化したもので、「にごり度」は、嫌なことや煩わしいことによって心がにごった度合いを数値化したもの。これらの指数は20~69歳の3900人に対する調査をもとに算出されている。

発表によると、2014年春の「ときめき度」は48.0点。昨年9月(47.7点)から12月(49.5点)にかけて上昇していた値は、春になってやや減少した。冬から春にかけてときめき度が減少する傾向は昨年と同様だが、今年の春は消費税増税前というタイミングだったため、ときめき度が下支えされ、昨年春(46.0点)よりも高い値となっている。

また、「にごり度」は48.8点で、昨年冬(48.7%)と同水準となった。

2014年春のときめき度とにごり度(発表資料より)