若い男女がひとつ屋根の下で暮らし、その生活や恋愛模様を紹介する、某テレビ番組でもおなじみの「シェアハウス」が注目を集めていますね。キッチンやシャワーなどは共有し、ひとりずつの個室を利用する、新しい形の賃貸住宅です。必要最低限の家具を揃えている物件が多いようですが、プライバシーも気になるところ。皆さんは「シェアハウス」にどんなイメージを持っていますか? マイナビニュース会員500名にアンケートを実施しました。

シェアハウスってどう思う?→興味がある 27.2%「いろいろな人と出会えそう」

Q.シェアハウスに興味はありますか?
「住んだことはないし興味もない」……70.4%
「住んだことはないが興味がある」……27.2%
「過去に住んでいたことがある」……2%
「現在住んでいる」……0.4%


シェアハウスに興味があるか尋ねたところ、「興味がない」という人が約7割。「一緒に暮らすのは楽しい」「誰かが一緒だと寂しくない」という声も聞こえる中、なぜそう思うのか、理由を聞いてみました。


■他人と暮らすことに対する不安
「人間関係で新たなストレスが発生しそうだから」(男性/39歳/電力・ガス・石油)
「一人でいることが好きだから」(女性/39歳/食品・飲料)
「知らない人と一緒に住むのが怖いから」(女性/29歳/団体・公益法人・官公庁)
「家なのに自由にくつろげなそうだから」(男性/24歳/情報・IT)


個室が確保されているとはいえ、見ず知らずの人と暮らすことに不安を覚えるようですね。くつろげるのはもちろん、住まいはプライバシーが守られる空間でもあります。他人と一緒では、何かと緊張してしまうのかもしれません。


■一方、「興味あり」と回答した人たちの意見は……
「いろいろな人と出会えそう」(女性/31歳/アパレル・繊維)
「気の合う人と広いスペースを手軽な家賃でかりることができるから」(女性/31歳/医療・福祉)
「海外にいたので、シェアハウスが一般的だったから」(女性/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)


「シェアハウス」での暮らしに不安を感じる人が多い中、逆に「興味のある人」は新たな出会いや暮らしを「楽しみ」としてとらえていました。不安と楽しみ、どちらをイメージするかによって、意見が分かれたようです。


■私がシェアハウスを選んだ理由
「アメリカに留学していた時、住んでいたのがそういうところだった。ベッドルームは各自あるが、ダイニングキッチンとバスルームは共用」(男性/44歳/その他)
「家賃が安くて良いから」(女性/29歳/商社・卸)
「会社の寮の制度の関係で」(男性/26歳/金属・鉄鋼・化学)


シェアハウスに住んだことがある人に尋ねたところ、「留学時代に利用」「家賃が安い」などの理由が挙げられました。海外では珍しくないようですね。


アンケートでは「シェアハウス」に抵抗を感じている人も多かったですが、経験者の話によれば、新しい出会いが広がるとか。外国人が暮らしていることもあり、英語の勉強にもつながるそう。人とのつながりを築きたい人や、にぎやかな暮らしが好きな人にはピッタリかもしれませんね。


最近では、完全個室制の社員寮を改装するなど、大人数で住んでいても、自分だけの自由な時間やプライバシーをしっかり確保できる大型シェアハウスも増えているそう。他人と暮らすことに不安がある方でも、安心して住める環境が整ってきているようです。お部屋選びの際の選択肢の一つに入れてみてはいかがですか?


★『シェアハウス』のプロに聞く!シェアハウス最新事情★
「集まって住む」ということ自体は昔からの「長屋文化」にもあるように古くからニーズはありました。シェアハウスと呼び名が変わっても、本質的には変わっておらず、一定のメリット(コストが比較的安い/あたらしい出会いや気付き、そして学び・刺激がある)があると考えられます。とはいえ、アンケート結果にあるように、人間関係や設備面など心配する声もあるようですね。こうしたストレスを回避するためにはシェアハウスを運営管理する事業者に大きく左右されそうです。施設管理はもちろん、担当者が定期的に巡回し入居者とコミュニケーションを積極的に図り、ストレスの元になりそうな要因を未然に防ぐことが重要です。
業界全体の建物自体の質は年々向上しており、設備関係のストレスは現在3500室を運営しているオークハウスではあまり聞かなくなりました。全くストレスが無いというのは難しいですが、シェアハウスでの生活を楽しめるかどうかはきちんとした運営事業者を選ぶ事が重要です。 (監修者・株式会社オークハウス 横山雄一)


監修者プロフィール
株式会社オークハウス 横山雄一
東京を中心に神奈川、埼玉、千葉で約180ヶ所3500室のシェハウスを運営管理する株式会社オークハウス(http://www.oakhouse.jp/)に勤務。マーケティング担当。


(文・OFFICE-SANGA 西村裕広)


【アンケート対象】
調査時期:2014年2月14日~17日
アンケート:マイナビニュース会員
集計対象数社会人男女500人
調査方法:インターネットログイン式アンケート)