ドワンゴは8日、東京・六本木のニコファーレにて、4月26日・27日に千葉県・幕張メッセで開催される動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」の記者発表会を開催した。

MCは夏野氏と運営の"メガネ"氏

今回は、各エリアの追加情報に加えて、追加で設置される新ブースの情報も公開。大相撲超会議場所では力士とユーザーとの対戦イベントが行われるほか、超深海ブースには有人潜水調査船「しんかい6500」が展示される。また、新たにふなっしー、在日米陸軍、ジュディ・オングらが登場することが告知された。

イベントを統括する中野運営長と伴氏が発表を行った

盛りだくさんな内容となった記者発表会を、写真と共にレポートしていこう。

マリオカートに乗れる!

会場全体の配置が完成した

マリオカートが登場!

まずは「超ゲームエリア」の続報から。前回の超会議では任天堂協力のもと、緑の土管が設置され、実際にくぐり抜ける体験ができた。これが好評だったことから、今年はさらにパワーアップ。「マリオカート」が設置され、実際に乗ることができるという。記念撮影にはうってつけのスポットになりそうだ。

夢のコンビニ食べ放題企画

夢(?)のコンビニ食べ放題

超会議3のスポンサーとして名乗りを上げているコンビニのファミリーマートが、ニコニコ超会議3内にブースを出展。「コンビニ食べ放題」企画を実施する。ただし、参加するには現在ファミリーマートで実施中の「ニコニコキャンペーン」対象商品1品以上を含む250円以上のレシートをブースに持参しなければならない。これに250円をプラスした500円が食べ放題企画の参加費となる。参加人数には限りがあるため、レシートを持参しても確実に参加できるわけではない。

なお、食べ放題の制限時間は10分間で、食べ残しは厳禁だ。マナーを守って参加しよう。

「しんかい6500」(本物)が登場

「しんかい6500」がまさかの登場

自衛隊のアパッチや、JAXAのロケット部品など、今年もびっくりするような展示が予定されている。そんな中、最後の大物がやってきた。自衛隊ブースの隣に設置される「超深海ブース」に、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力のもと、有人潜水調査船「しんかい6500」(本物)が展示されるのだ。しんかい6500はその名の通り、6500mmの深海まで潜水できる"深海探査のレジェンド"。当日は単なる展示だけでなく、コックピットの中に人数限定で入れるツアー企画や、実際の動作デモ、現役パイロットによるトークなどさまざまな企画が予定されている。

在日米陸軍が今年も参加

昨年は結婚式の演奏も務めた在日米陸軍

昨年の超会議2にブースを出展した在日米陸軍の参戦が今年も決定した。「Operation TOMODACHI」関連パネルの展示や、軍楽隊によるブラスバンド&ロックバンドによる演奏、隊員との記念撮影などが行えるという。発表会にビデオメッセージでコメントを寄せたキャンプ座間のトナー中佐は、「来日して三日目の活動が昨年のニコニコ超会議2だった。昨年同様、私と兵隊たち、そして軍楽隊を引き連れて参加する。『おもてなし』の心をもってお迎えする。皆さんの参加も待っている」と語っていた。

ダイオウグソクムシブースに哀川翔登場! グッズの販売も

ダイオウグソクムシのiPhoneケース

カチューシャも販売される

ここ数カ月大きな話題となっていたダイオウグソクムシが展示される超ダイオウグソクムシブースでは、ユーザー参加によるカルトクイズ大会"No1.グソラー選手権"が開催される。優勝者には3Dスキャンしたダイオウグソクムシの「1号たん」が贈られる他、26日にはスポンサーであるauのCMに登場する「社長」こと哀川翔がプレゼンターとして登場する。

また、グッズとして、ダイオウグソクムシの姿をリアルに再現したiPhoneケースとカチューシャの販売も行われる。あまりにも精巧に作りすぎたため、原価が跳ね上がってしまったというグッズだが、今回は特別価格としてiPhoneケースが3,000円(原価7,380円)、カチューシャが1,500円(原価5,500円)での販売となる。スポンサーであるauの協力があるとはいえ、このあたりの思い切った値付けはニコニコらしさが出ている。