デジタルコンテンツ配信プラットフォーム「cakes」を運営するピースオブケイクは7日、クリエイター向けのWebサービス「note」をリリースした。

ピースオブケイクは7日、クリエイターが制作したコンテンツの公開や販売を行うことができるWebサービス「note」を公開した

「note」は、個人クリエイターを対象とした、文章や写真、イラスト、音楽、映像などのコンテンツを発表するためのWebサービス。各種コンテンツについて、無料公開だけでなく、クリエイター自身が100円~1万円の範囲内で価格を設定し、販売することもできる。

また、コンテンツの投稿は、その種類ごとに最適化された「ノート」で行う。ノートの種類は、文章コンテンツを記事として公開する「テキストノート」、写真やイラストを投稿するための「イラストノート」、音楽のオンライン試聴と販売を可能にする「サウンドノート」、YouTubeやVimeoなどと連携させて動画を公開することもできる「サウンドノート」の4種類となっている。このほか、クリエイターとの交流や作品の評価などに用いるSNS機能「トークノート」も備える。

なお、コンテンツの販売にかかる手数料は、売上金額から決済手数料(売上金額の5%)を引いた額のうち10%。前月末までの売上金額が合計1,000円以上(通算ではなく未振り込み分)の場合、登録した銀行口座への振り込みが可能となる。現在、有料コンテンツの決済方法はクレジットカードのみだが、今後はこれ以外の決済方法も提供予定となっている。