CCIF(ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会)は4月から、著作権侵害ファイルを公開しているBitTorrentユーザーおよびGnutellaユーザーに対して、啓発メールを送付する活動を開始した。

CCIFは、通信事業者団体および著作権等権利者団体がファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害に対し、連携して対策を行うため設立された組織。2010年3月から、著作権侵害コンテンツを公開しているWinnyユーザーに対し、ファイルの削除を要請する啓発メールの送付活動を開始し、2011年12月からは、Shareユーザーも対象に追加している。CCIFは2014年1月までに、延べ3万7000のファイル共有ソフトユーザーに対して啓発メールを送付している。

このほどBitTorrentとGnutellaで著作権侵害コンテンツを公開しているユーザーが啓発メールの対象に加わった。CCIFはこれにより、日本国内の主要なファイル共有ソフトのユーザーを網羅できるようになったとしている。