猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は猫仕様にリノベーション可能な千葉県柏市の物件を案内する。

レジデンス古川(外観)

猫付きマンションとは

猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。

飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。

3帖のロフト付

今回、案内する「レジデンス古川101、204」は、千葉県柏市の東武野田線「増尾駅」から徒歩8分の場所にある。部屋は南向きなので日当たりも良好。バルコニーも付いている。101号室は開放感がある角部屋で、さらに猫のひなたぼっこに最適な出窓付だ。

間取りは1K

この物件は、猫仕様にリノベーションできることが可能。3帖のロフトが付いているが、キャットタワーなどを設置すれば、猫もロフトまで楽に移動することができる。高いところが大好きな猫にとって、お気に入りの場所になりそうだ。

収納付き

3帖のロフト

バス・トイレ

南向きなので日当たりもいい

部屋にはエアコン付。キッチンはIHコンロを採用している。また、駐輪場も付いている。

賃料は月額4万円、管理費は月額2,000円。礼金なし、敷金1カ月(ペット飼育時は、プラス1カ月)。なお、入居にあたっては、保証会社加入が必須となる。

猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。

物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。

レポート記事

実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。