ニフティは3月26日、SaaSを箱形のパッケージにして提供する「ハコクラ NIFTY Cloud selection」(以下、「ハコクラ」)のラインアップに、5タイトルを、同日から追加すると発表した

追加するのは、Windows端末管理サービス「TRUST DELETE Biz」、メール専用ホスティングサービス「ニフティクラウド ビジネスメール」、予約管理システム「ChoiceRESERVE」(レッスン・習い事・教室運営向けと会議室・共有スペース・駐車場管理向けの2タイトル)、ファイル共有管理サービス「Fileforce for NIFTY Cloud」(建設業界向け)の5タイトル。

追加される5タイトル

「ハコクラ」は、『ニフティクラウド』のパートナーが提供するSaaSを一定期間試用することができるプロダクトキーと利用マニュアルが同梱されていて、購入後すぐに試用を開始することができる製品。

今回追加する各タイトルの概要は、次のとおりとなっている。

「TRUST DELETE Biz」(開発元:ワンビ)は、パソコンやタブレットの中のデータを遠隔で消去する「遠隔データ消去」や、キーボード、マウス、タッチパネルなどの操作を無効化する「ロック機能」、端末の場所を判別できる「位置情報取得機能」などを備えている。利用料金はユーザー10(10台まで)が初期費用無料、月額費用4,980円(税別)。

「ニフティクラウド ビジネスメール」(開発元:ニフティ)は、ニフティが利用者のメール環境を丸ごと提供するメール専用ホスティングサービス。Webメールに加え、ウイルス対策や誤送信防止機能などの各種セキュリティ対策機能を備えており、独自ドメインの新規取得や持ち込みも可能。利用料金は、パック10(10アカウント、30GB)が初期費用無料、月額費用2,000円(税別)。

「ChoiceRESERVE」(開発元:リザーブリンク)は、予約管理システムとしての使い方のほか、「時間」を軸に空きリソース(人やモノやスペース)を整理するためのツールとして活用できる。利用料金は、プランA(1カ月あたりの予約受付数:300件)が初期費用3万円(税別)、月額費用2万円(税別)。

「Fileforce for NIFTY Cloud」(建設業界向け)(開発元:ウェイズジャパン)は、建設現場とオフィスをつなぐクラウド時代のファイル管理サービス。物件や建設現場で撮影した写真を、時間や場所の制約を受けずに本社や取引先とすぐに共有することができるほか、GPS認証や利用時間帯の設定、利用回数の設定など各種セキュリティ機能も備えている。利用料金はパック5(5IDまで、ストレージ容量50GB)が初期費用無料、月額費用8,250円(税別)。