東芝 セミコンダクター&ストレージ社は3月25日、LED照明用に、3.5mm×3.5mmレンズパッケージの1Wタイプ白色LEDランプ「TL1L2シリーズ」と、3.0mm×3.0mmフラットパッケージの0.6Wタイプ白色LEDランプ「TL3GBシリーズ」を発表した。

2製品は、Siウェハ上にGaNを結晶成長させるGaN-on-Si技術を採用することで、順電圧(VF)と消費電力の低減を実現したとしており、照明機器の低消費電力化やコスト削減を図ることが可能になるという。

「TL1L2シリーズ」の順電流は(VF)2.85V@IF350mAで1W動作時(IF=350mA)で135lm/W(5000K、Ra70)を実現する。

一方の「TL3GBシリーズ」の順電流は(VF)5.76V@IF100mAで0.6W動作時(IF=100mA)で118lm/W(5000K、Ra80)を実現する。

なお、いずれも色温度2700Kから6500Kまでの6色がラインアップされており、2014年3月末から生産が開始される予定となっている。

東芝のGaN-on-Si技術を採用した照明用白色LED