富士通は3月24日、インティメイツが3月1日にオープンした女性インナーウェアブランドの「Chut! INTIMATES」の第一号店向けに、RFIDを活用した商品管理システムを共同で構築したと発表した。

商品管理システムは、インナーウェアや雑貨などの自社企画商品すべてにSGTIN96規格でのRFIDタグを活用し、在庫、売上、棚卸管理までをRFIDで管理する。

同システムは、POSシステムとRFIDリーダ・ライタを連携し、レジ台に商品を置くだけで、商品の売上登録が可能。バーコード管理と比べて、利用者の会計の待ち時間を3分の1程度まで短縮できる見込みとなっている。

インティメイツ様店舗写真

また、棚卸業務や物流管理でもRFIDを活用し、同系列別会社における倉庫の棚卸の検証において、従来のバーコード読み取りでは在庫1,000点の棚卸所要作業に約12時間かかっていたのを、在庫約15,000点を約2時間で作業を完了することができたとしている。

本部と店舗の基幹業務システムには、MD自動化ソリューション「GLOVIA smart 専門店 Pastel Plus」を導入しており、本部から店舗に対する商品の売価変更についての指示などの、本部コントロールによるアナウンス照会機能など、商品MDのPDCAサイクルを支援する。