UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM

US-CERTは3月18日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome」においてChromeに複数のセキュリティ脆弱性があることを伝えた。このセキュリティ脆弱性を利用されるとメモリ破壊が起こる可能性があるほか、任意のコードが実行される可能性がある。US-CERTではGoogle Chromeのブログで掲載されている情報などに基づいて適切にアップデートすることを推奨している。

セキュリティ脆弱性が修正されたバージョンは次のとおり。

  • Chrome 33.0.1750.154 Windows版
  • Chrome 33.0.1750.152 Mac OS X版
  • Chrome 33.0.1750.152 Linux版
  • Chrome 33.0.1750.152 Chrome OS版

Google Chromeは基本的に自動アップグレード機能を動作させているため、明示的にアップデートを停止している場合を除いてGoogle Chromeの再起動などのタイミングで自動的に更新される。該当する情報が掲載されているブログ記事は「Stable Channel Update for Chrome OS」など。