米Mozillaは3月19日(現地時間)、プラグインを必要としない形でUnityで開発したゲームをWeb上に公開するためのツールを発表した。

このツールは、WebGLやasm.jsといったMozillaが開発・標準化を行なってきた技術を利用して提供する。このUnityのWebGLアドオンは、2014年中にリリースされる「Unity 5.0」と共に提供開始となる。

Mozillaのエンジニアリングディレクターで、WebGL考案者でもあるVlad Vukicevic氏は「Unityはゲーム開発分野で最も革新的な企業の一つ。この開発によって、Unity開発者はWebの可能性を最大に活用できるようになる」とコメントしている。

なお、MozillaはYouTubeで、海外で人気のゲーム「Dead Trigger 2」をFirefox上で実行しているデモを公開している。