ニフティクラウドは3月13日、同日より「付替IPアドレス」、「Microsoft Office入りWindowsイメージ」の提供を開始すると発表した。

「付替IPアドレス」は、固定IPアドレスをサーバに設定/解除できるサービス。

運用中のサーバに問題発生した場合、問題が発生したサーバ からIPアドレスを取り外すことができ、すでに提供中の「カスタマイズイメージ」機能を用いてあらかじめサーバのバックアップイメージをとっておけば、イメージからサーバ作成(リストア)後、取り外したIPアドレスを取り付けることができる。利用料金は1IP 500円/月(税別)。

「付替IPアドレス」

「Microsoft Office入りWindowsイメージ」は、あらかじめSPLA(Microsoft Services Provider License Agreement)に対応した「Microsoft Office」がインストールされたサーバイメージ。

利用者はコントロールパネルからその月の利用ライセンス数を報告することで、ライセンスが付与された「Microsoft Office」を利用できる。

ニフティクラウド上で簡単にOffice実行環境を構築でき、サーバの保守管理やライセンス管理にかかる工数を削減できるため、「Windows Server 2003」のサポート終了を前に、使い慣れたOffice環境をクラウドに移行する際の移行先としても適している。「Microsoft Office」の利用に必要なRDS(リモートデスクトップサービス)とあわせて提供する。

利用料金はRDS ライセンスが570円/月(税別)、Microsoft Office Standardが1,700円/月(税別)、Microsoft Office Professional Plus 2,300円/月(税別)。