マインドシェアが運営するママ参加型サイト「ママこえ」は2月7日~21日にかけて、0~9歳の子供を持つ母親を対象に、「少子化対策に関するママへの意識調査」を実施した。

少子化対策で一番重要だと思っていることは?

子育て手当の増額など社会保障の充実を

少子化対策で一番重要だと思っていることについて尋ねたところ、「経済的な安心感」と「働きながら子育てできる環境」の2点に回答が集中した。

具体的には、経済的な安心感が得られる対策として「子育て世帯への手当支給の増額など社会保障の充実」(17%)、「子育て世代の世帯所得の増加」(8%)などが挙げられた。自由回答での意見では、「金銭的に2人目を作らない人が周りにたくさんいる」「児童手当などの手当が大きければ迷わず兄弟を増やしたい」といった回答が寄せられている。

ワーキングママへの支援制度も

働きながら子育てできる環境については、「ママの仕事と家庭の両立に関する支援」(16%)、「保育施設の増加や地域連携の強化など、子供を育てやすい環境づくり」(13%)、「ママの社会復帰に関する支援」(8%)といった回答が集まった。

自由回答では、「働きたくても子供を預かってくれるところはまだ少ない」「辞めなくてもいい環境づくりがされていれば出産育児への意欲も高まる」「会社や社会の受け入れ体制が不十分」などのコメントが寄せられた。

そのほかの意見として、まずは結婚することが少子化対策の第一歩であるとして「未婚者の結婚支援」、高額な不妊治療費を支援すべき、と「不妊治療への支援」などの回答も寄せられた。