UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM

US-CERTは3月10日(米国時間)、「Alert (TA14-069A) - Microsoft Ending Support for Windows XP and Office 2003」においてWindows XP SP3およびMicrosoft Office 2003プロダクトが4月8日以降はサポートされなくなることを改めて警告した。サポートが提供されているオペレーティングシステムおよび統合オフィスソフトウェアへの移行を推奨している。

Windows XP SP3およびMicrosoft Office 2003プロダクトはサポート期限が過ぎたあとも使用できるが、サポートされていないこれらソフトウェアを使い続けることはセキュリティ脅威やウィルスソフトウェアなどに対するリスクが高まるとしており、US-CERTではサポートされたほかのオペレーティングシステムやソフトウェアや移行することを推奨している。

Net Applicationsが発表した2014年2月におけるデスクトップ向けオペレーティングシステムのシェアにおいて、Windows XPはWindows 7に次いで29.53%という高いシェアを確保している。4月8日以降もWindows XPのシェアが急激に減ることは考えにくく、Windows XPを対象としたセキュリティ脅威やマルウェアが広まる可能性があり注意が必要。