西野金陵は3月5日、三菱化学および三菱化学エンジニアリングの膜分離技術を用いて製造したお酒「琥珀露(こはくつゆ)」を4月1日より販売開始すると発表した。

琥珀露の製品写真

琥珀露は、純米大吟醸「大瀬戸の花嫁」をベースに、ゼオライト膜を用いた脱水装置を使用してアルコール成分(エタノール・イソプロパノール)を濃縮。これにより、有機酸、アミノ酸、芳香成分、糖類などの成分濃度が高くなり「甘みと酸味が増す」としている。

水/エタノールの分離例(左)、イソプロパノール用脱水装置(右)

価格は300mlボトルが5250円で、電話やWebページなどで販売する。