ガールズバンド・SCANDALの書き下ろし新曲「Rainy」が、4月19日公開の映画『シャドウハンター』(原題:The Mortal Instruments:City of Bones)の日本版イメージソングに決定し、楽曲入りの予告動画が28日、公開された。

『シャドウハンター』イメージビジュアル(上)と、SCANDALのアーティスト写真(下)

SCANDALにとって初の洋画への楽曲提供となる「Rainy」は、アップテンポなサウンド。作詞を担当したDrums&Vocal・RINAは「映画のストーリーにインスピレーションを受けながら、葛藤を繰り返して、次のステージに進もうとする人の背中を押せるイメージで書いていきました」と説明し、「サビはバンドらしい掛け合いの部分を作りたくて、スタジオでメンバーとセッションしながら作りました。ライブではお客さんと一緒に叫ぶのが楽しみです! とてもパワフルな曲に仕上がりました!」と自信をのぞかせている。

また、映画については、「とにかく戦闘シーンがめちゃくちゃカッコ良い! かなり燃えました! 変身する様子に何度もハラハラ。怖いのに見たいあの感じ。ほんとに最後の最後までドキドキしました」と感想を述べ、ファンに向けて「現状にもがいているけど一生懸命、目標に向かって頑張っている人に聴いてもらいたいです。早くファンのみんなに届けたいし、この映画で私たちに出会ってくれた方にも気に入ってもらえたらうれしいです!」と同曲に込めた思いを伝えた。

なお、同映画は、ベストセラー小説『シャドウハンター 骨の街』(創元推理文庫)を原作とするアクションアドベンチャー映画。NYで普通の少女として育ったクラリーは、少年・ジェイスと出会い、この世界には吸血鬼や人狼、妖魔が存在することを知る。ジェイスは妖魔を始末するシャドウハンターで、クラリーの母・ジョスリンもまた最強のハンターであった。ジョスリンは特殊能力を授けると言われる聖杯を隠し、人間界に暮らしていたが、そのことがばれ、聖杯を狙う反逆者・ヴァレンタインにさらわれてしまう。クラリーは、母を救い、聖杯を探し出す決意。シャドウハンターとして目覚めたばかりのクラリーの中には計り知れないパワーが眠っていた。

今回公開となった楽曲入り予告動画は、クラリーの母親が襲われるシーンから始まり、黒魔術師、妖魔、人狼や吸血鬼など不気味なキャラクターたちも登場。SCANDALが歌うアップテンポなサウンドが、アクションシーンを盛り上げている。

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