米NVIDIAは、同社製SoC「Tegra 4」を搭載する7型Androidタブレット「Tegra Note 7」のラインナップに、新たにLTE対応モデルを追加したと発表した。モデムチップは「NVIDIA i500」で、これはLTEおよびHSPA+データ通信に対応する。今年の第2四半期から世界中のパートナーメーカーを通して発売し、北米市場での参考価格は299ドル。日本国内向けの発売は現在未定。

Tegra Note 7

Tegra Note 7は、NVIDIAがリファレンス設計を提供し、世界各国のパートナーメーカーが開発から販売までを行うプラットフォーム準拠した製品。Wi-Fiモデルを発売済みだが、今回新たにLTEモデルを追加した。日本国内では、ZotacがWi-Fiモデルを発売している。

主な仕様はWi-Fi版と同様で、ディスプレイがマルチタッチ7型IPS液晶(1,280×800ドット)、プロセッサがTegra 4、メモリが1GB DDR3L-1600、ストレージが16GB eMMC(micro SDカードによる最大32GBの拡張が可能)。OSはAndroid 4.4.2(KitKat)。なおKitKatに関しては、発売中のTegra Note 7にもOTAのアップデートを実施している。