朝日新聞社は、ロングセラー絵本の誕生50周年を記念し「ぐりとぐら展」を開催する。開催期間は2月27日~3月10日、開館時間は10:00~20:00(最終日は17:00まで)。会場は東京都・松屋銀座8階 イベントスクエア。入場料は一般1,000円、高・大学生700円、中学生500円、小学生以下は無料。

(c)Rieko Nakagawa (c)Yuriko Yamawaki

同展は、1963年に雑誌「こどものとも」(福音館書店)で第1作が発表され、2013年に50周年を迎えた絵本「ぐりとぐら」の歴史を振り返りながら、絵本の魅力を味わうことができる展覧会。会場では、「ぐりとぐら」シリーズをはじめ中川・山脇姉妹による作品の貴重な原画や初版本、制作資料など170点以上を展示するほか、絵本の世界に入り込んだような演出を楽しむことができ、子どもから大人までが楽しめる内容となっている。

また、同展は東京での開催以降も全国を巡回する予定。2月19日現在発表されているスケジュールは、7月20日~8月31日が鹿児島(長島美術館)、9月6日~10月13日が広島(ひろしま美術館)、2015年2月17日~3月2日が愛知(ジェイアール名古屋タカシマヤ)、2015年4月11日~5月31日が兵庫(伊丹市美術館)、2015年内が福島(会場未定)。

(c)Rieko Nakagawa (c)Yuriko Yamawaki

なお、「ぐりとぐら」シリーズは、中川李枝子と山脇百合子の姉妹による文と絵で、お料理することと食べることが大好きな、2匹の野ねずみ「ぐり」と「ぐら」が暮らす森や海での様々なエピソードが愛おしく描き出されている。現在までに7作品が発表されており、日本をはじめ世界でも愛読され続けている。