JR東日本秋田支社はこのほど、秋田新幹線E3系「R1編成」のグリーン車車体側面の車両番号を使用した記念プレートを秋田県知事に贈呈した。

秋田新幹線E3系「R1編成」記念プレート

秋田県庁での贈呈式の模様(JR東日本秋田支社提供)

E3系R1編成は1996年、量産先行車として製造。他のE3系車両とはライトの位置や先頭部分の形状が異なることから、「R1」の呼び名で鉄道ファンから親しまれた。開業時から約712万㎞を走行したが、新型車両E6系の導入にともない、昨年7月20日で引退した。

秋田支社は、「秋田新幹線車両の整備に並々ならぬご尽力をいただいた」として、秋田県へ記念プレートの贈呈を決定。佐竹敬久知事へ、秋田車両センターの原田記夫所長から手渡された。記念プレートは秋田県第2庁舎1階の展示ホールに設置される予定という。