スズキのインド子会社であるマルチ・スズキは、5日からインドのウッタルプラデシュ州グレーター・ノイダで開催されている『第12回インド・オートエクスポ』(一般公開は7日~11日)に、新型小型車「セレリオ(CELERIO)」や、コンセプトカー「コンセプト シアズ(Concept CIAZ)」を出展したと発表した。

セレリオ

セレリオは、インドにおいても年々高まっている燃費の良い小型車の需要に応える新型小型車。同社の新トランスミッション「オートギヤシフト」を搭載するとともに、K10エンジンの各部の改良、高張力鋼板の採用や細部にわたる材料の見直しによる車体の軽量化などで低燃費を実現したとのこと。

コンセプト シアズ

コンセプト シアズは、2013年4月の中国・上海モーターショーで世界初公開したコンセプトモデル「オーセンティックス(Authentics)」のインド版となる本格セダンのコンセプトモデル。重厚で優美なデザイン、安定感のある本格的セダンスタイルが特徴。

インド・オートエクスポでは上記の2車種に加え、参考出品車として、新型「SX4 S-CROSS」やマルチ・スズキの既販車、スズキの二輪子会社「スズキ・モーターサイクル・インディア」よりスポーツモデル「ジクサー(GIXXER)」、新型スクーター「レッツ(Let's)」を出展している。