ハンドリームネットは2月5日、ウィルスの拡散を防止するセキュリティアプライアンス「SubGate」の最新版「SG2100シリーズ」を、販売開始すると発表した。

「SubGate」は、ウィルスの感染活動に特徴的な通信の振る舞いを検知するセキュリティアプライアンス。

L2(レイヤー2)スイッチ機能を搭載し、クライアントに最も近いLANスイッチで疑わしいクライアントを自動的に遮断することで、LAN内のウィスル拡散、感染したクライアント経由での情報漏えいを防ぐことができる。

そのほかの主な特徴として、MDSセキュリティエンジン搭載で、ゼロデイ攻撃にも対応可能、ARPスプーフィングを用いた内部ハッキング攻撃を排除し、機密情報、個人情報の漏えいを防止する。

また、IP電話やユニファイドコミュニケーション環境における盗聴を自動検知・自動遮断するほか、ネットワークエッジでDoS/DDos攻撃などの各種有害トラフィックの検知・遮断が可能となっている。

最新版の「SG2100シリーズ」では、PoE(Power over Ethernet)の1ポート当たりの給電能力が15.4Wから30Wに向上し、アップリングポートのスピードが1Gから10Gに向上している。

最新版「SG2100シリーズ」は、Ethernetポート数やVoIP/ 無線アクセスポイントへの対応の有無により、次の6モデルが発売される。

  • SG2124PoE : VoIP/ 無線アクセスポイント対応モデル
  • SG2124GX : ギガビットEthernet(24ポート)対応モデル
  • SG2124GX PoE : ギガビットEthernet(24ポート) VoIP、無線アクセスポイント対応モデル対応モデル
  • SG2148 : 100Mbps Ethernet(48ポート)対応モデル
  • SG2148 PoE : 100Mbps Ethernet(48ポート) / VoIP、無線アクセスポイント対応モデル
  • SG2148GX : ギガビットEthernet(48ポート)対応モデル