アマゾン データ サービス ジャパン 技術本部 エマージングソリューション部 シニアソリューションアーキテクト 安川健太氏

「クラウド」は、言わずもがな多くの企業で導入が進んでいる状況だ。しかし、それ以上の速度で普及したスマートデバイスの活用を考えたとき、その「クラウド」は十分な役割を果たしているだろうか。マイナビは3月11日(火)、ベルサール汐留(東京都中央区)において、企業ユーザーを対象としたスマートデバイス活用イベント「マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略」を開催する。同イベントでは、アマゾン データ サービス ジャパンの安川健太氏が基調講演に登壇し、AWSクラウドが切り開く新たな世界を示してくれる予定だ。

クラウドが企業にもたらす真の変革とは

クラウドコンピューティングは今や本格的な普及段階に入り、企業の成長戦略を加速させる手段の一つとして広く認知されてきている。クラウドサービスを利用することで、新たな挑戦に必要となる初期投資や立ち上げまでの期間を短縮でき、挑戦した事業の成長にも柔軟に対応できる。さらに、スマートデバイスやビッグデータの利活用も容易になるというメリットがある。

マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略」への参加申し込みはこちら(参加費無料 3月11日(火)開催、東京・汐留、開場9:30~)

もしこれらをオンプレミスで実現しようとすれば、新しい挑戦のたびに綿密なシステム計画を立ててサイジングを行い、最適なハードウェアを調達して構築する必要があり、そのための初期投資額や立ち上げ期間は相当なものになってしまう。しかも、導入したシステムの減価償却や運用管理といった負担から逃れられない上に、事業の見通しが外れれば、さらに余計な負担を生む。まさに、企業は数々のリスクを負い、新たな挑戦にも消極的にならざるを得ない。しかし挑戦に尻込みするということは、中長期的に企業の活力を停滞させることに他ならないのだ。

国内外に豊富な成功事例を有するAWSクラウド

クラウドサービスの活用が企業にもたらす変革や利点にはさまざまな側面があるが、企業の沿革や業容、あるいは挑戦する内容などによって、得られるメリットは違ってくる。これからクラウドサービスの利用に乗り出そうという企業にとっては、すでに成果を上げている企業の状況が気になるところだろう。大手クラウドサービスとして知られる「アマゾン ウェブ サービス」(以下、AWS)には、国内外の豊富な成功事例が蓄積されており、それぞれの企業が抱えてきた課題を、それぞれの観点で解決していることがわかるはずだ。

AWSを運営・提供するアマゾン データ サービス ジャパンの技術本部エマージングソリューション部シニアソリューションアーキテクト 安川健太氏は「日本では失敗への過度な恐れから新たな挑戦が生まれないなどと言われていますが、それが仮に事実だとしても、AWSクラウドを用いることで、我が国が本来持つ、一人ひとりのクリエイティビティが発揮され、より多くの独創的なアイデアが形となって提供されるはずです。そして、それを先進的なITリテラシーを持った我が国のユーザーの手で洗練させることで、スマートデバイスやビッグデータの利活用をはじめ、あらゆる分野で日本経済、ひいては世界の人々の生活をより豊かにできるサービスやアプリケーションが生まれると、私は信じています」と語る。

安川氏は、「マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略」(3月11日/ベルサール汐留)において、「AWSクラウドが可能にするスマートデバイス利活用の新境地(仮題)」として講演を行う。顧客事例も紹介しながらクラウドがもたらした変革やその利点を紹介するとともに、デモも交えて実際にどれほど簡単にAWSクラウドが利用でき、また堅牢かつ高い信頼性を有するシステムが設計できるかを具体的に紹介する予定である。

セミナー概要

  • セミナータイトル: マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略
  • 開催日程: 2014年3月11日(火) 10:00~(開場9:30~)
  • 開催場所: ベルサール汐留
    〒104-0061 東京都中央区銀座8-21-1住友不動産汐留浜離宮ビル
  • 定員: 500名(入場無料) / 申し込み締切: 2014年3月10日(月) 21:00