「髪は女の命」……と言われるほど、髪の毛は女性にとって大切なもの。艶やかでサラサラの髪の毛は、多くの女性にとって永遠のテーマと言っても過言ではないかもしれない。しかし、髪の毛は非常にダメージを受けやすいのも事実。特に現代社会は、ヘアカラーやドライヤー、コテをはじめ髪にダメージを受ける危険に溢れている。傷んだ髪の毛に刺さる視線を気にする女性も多いのではないだろうか。

そこでオリコンは、傷んだ髪の毛が他の人からはどのように見られているのかを調べるため、20~30代の女性680人を対象にアンケート調査を実施。あわせて、髪のダメージの実態についても調査した。

「髪のダメージ」に関する意識・実態調査

1. 髪の毛が他の人からの印象に大きく影響する実態が明らかに
「他の女性の髪の傷みが気になる」と答えた人は68.8%で、髪が傷んでいる女性に対して持つ印象は「お洒落じゃない」(30.6%)、「上品でない」(27.9%)が1位と2位。その一方で「特に何も感じない」が27.4%で3位となっている。逆に髪の毛の綺麗な女性を見たときの印象では「清潔」(46.5%)、「清楚」(45.3%)、「上品」(43.7%)がトップ3を占める結果となった。

2. 髪の傷みを実際に指摘された経験がある人は意外と少ない
実際に、「髪の痛みを指摘された経験がある」という人は25.0%で、意外と少ない結果に。同性から指摘されたことがある人は21.0%で、そのうち65.0%が「ショックだった」と回答。一方、異性から指摘されたことがある人は13.9%だが、そのうち76.8%が「ショックだった」と回答しているように、男性から指摘されることはあまり多くないながらも、実際に指摘されるとショックを受ける可能性が高いことがわかった。

3. 現状は、多くの女性が髪にダメージを受けている
髪にダメージを与える主な行為11項目のうち、3個以上行っている人が63.5%。5個以上でも42.5%という結果。現在、「髪の傷みについて悩みがある」という人は68.5%となっており、悩みの中では「パサつく」が60.5%で一番多くなっている。

4. ヘアケア商品が髪のダメージケアの大本命
「ダメージケアのために何か行っている」という人は53.5%と約半数。ダメージケアの1位は「洗い流さないトリートメントやヘアパックを行う」で67.3%、2位は「ダメージケアに適したシャンプーやトリートメント、リンス等、製品選びにこだわる」で58%となっている。

5. 髪の毛の成分をしっかり考えてダメージケアできている人は多くない
ヘアケア商品を選ぶときに重視することの1位は「使い心地」(57.9%)で、2位は「香り」(45%)。使用するヘアケア商品に「どんな成分が入っているか」を重視している人は32.6%で4位にとどまった。なお、「髪の毛の成分はほとんどタンパク質でできている」ということを知っていた人は44%と過半数を割り込む結果となった。

本調査に関する詳細はオリコンの特設サイトをチェックしてほしい。