米Appleは27日(現地時間)、2014年度第1四半期(10-12月)決算を発表した。iPhoneやiPadは四半期ベースで過去最高を販売を記録した。売上高は前年同期比6%増の575億9,400万ドル、純利益はほぼ横ばいの130億7,200万ドルだった。

第1四半期では、iPhoneの出荷台数が前年同期比7%増の5,102万台、iPadの出荷台数が同14%増の2,603万台、Macの出荷台数が同19%増の483万台と好調だった。一方、iPodの出荷台数は同52%減の604万台だった。

第1四半期における地域別の売上は、米大陸が前年同期比1%減の200億9,800万ドル、欧州が同5%増の130億7,300万ドル、中国が同29%増の88億4,400万ドル、日本が同11%増の49億4,800万ドル、その他のアジア太平洋地域が同9%減の36億3,300万ドルだった。売上が伸び悩む地域が多いなかで、中国と日本での売上の増大が目立つ結果となった。

第1四半期の発表にあわせて、同社のティム・クックCEOはiPhoneやiPad、Macなどの販売が好調であることを満足だと述べるとともに「より良い製品とサービスを提供するために、これからも未来に向けた投資を続けていく」とコメントした。