日立ソリューションズ西日本は1月16日、日立グループの製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」の新たなラインナップとして「工事業向け販売管理」および「酒類販売業向け販売管理」の販売を開始すると発表した。

FutureStageソリューション一覧

両ソリューションとも国内数十社の採用実績があるテンプレートをベースにブラシュアップを行い、業界特有の特殊業務に対応、一般的な販売管理パッケージをもとに機能追加、カスタマイズを行う場合よりも、短期間・低コストでの提供が可能となる。

また、実績がある「基本部品」をもとに、要望に応じた機能追加が行える「イージーオーダー型」ソリューションとなっており、使い勝手や機能面で市販パッケージに満足できないケースでも業務にフィットしたシステムが構築できる。

FutureStage工事業向け販売管理システムは「案件・見積管理~受注・売上管理+実行予算管理業務」「進行基準など、工事業の販売管理業務」に必要な機能をテンプレートとして提供。案件情報の「見える化」を推進し、事前情報の共有を行う事で、受注後の工程における計画立案の効率化、「工事進行基準」による売上、原価管理を実現するためのテンプレートを有し、案件毎に月々の確定原価に基づく売上高、出来高請求・入金の管理が可能。

「FutureStage 工事業向け販売管理システム」システム概要図

FutureStage酒類販売業向け販売管理システムは、酒税報告書など、酒類販売管理業務に必要な機能をテンプレートとして提供。酒販業務に特化(酒税報告書等)した機能を有しており、商品のライフサイクルが短期化する中で様々な得意先条件による単価管理や価格変更への対応など煩雑な販売業務における効率化を支援。酒類販売業向け販売管理テンプレートは財務会計シテムや物流管理システム(WMS)等との連携実績が豊富にあるため、既存システムの活用が可能。また、EDI(流通BMS含む)、EOSによる受・発注業務についても販売管理への取込み実績が豊富にあるため、業務の効率化を支援する。

「FutureStage 酒類販売業向け販売管理システム」システム概要図